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取材日:2021年5月31日
年齢は取材日時点のものです。
無茶々園とともに、西原自身も成長してきた。受け入れ、見守る。それが無茶々園という組織の強みなのかもしれない。選りすぐりの人間でできた強固な組織ではなく、一人一人があるがまま、自然のままで生きることが許される場所。西原はそういう組織だったからこそ、ゆっくりとだが、世界で一つの実を結ぼうとしている。やがて、その実は“自由”というふかふかの土壌で、あたらしい芽と風をここ明浜に吹かせていくだろう。
取材・文:ハタノエリ 撮影:徳丸 哲也