主要な柑橘の収獲もほぼ終わり、後は甘夏と玉三郎(河内晩柑)を残すくらいとなっている今日このごろ。
海の生産者である佐藤真珠さんでは、真珠の核いれ作業がはじまっています。
みんなで核いれ作業中。
アコヤ貝です。ピントがぼけているのは気にしない。
なぜか(?)手伝っているみかん生産者の大河又夫さん。
山海一体、これぞ無茶々園!
アコヤ貝の口を画像のように開け、メスで切り口をいれたら核をその中にいれていきます。
かなり細かい作業です。
見てるだけで肩がコリますね・・・
こんな感じでスタンバらせているアコヤ貝の・・・
口をぐいーっとあけて・・・
真珠の核をいれます。
ちなみに核はこんな感じ。
アメリカや中国にいるドブ貝の殻を加工したものです。
ちなみにこの時期どのくらいの数をさばくのか聞いてみたら、「20万貝」とのこと。
ニジュウマンガイ・・・にじゅうまんがい・・・20万貝・・・
マジですか!!それはちょっとスゴすぎなんですけど・・・
7~8人くらいで作業して1日約3千貝を処理、これをひたすら6月いっぱいくらいまで行うそうです。
海に浮かべているアコヤ貝を上げ下げする作業のことなども考えると、気が遠くなるような作業。
しかもせっかく核をいれてもきれいな真珠に成長するのはひとにぎり、全体の10%以下だというからやりきれない。
・・・そりゃ高価なはずだよ。
できあがったらこんな感じですね。
しかしこんなこのレベルになるものは約10%以下という・・・
日本人にはとても身近な宝石のひとつである真珠。
その華やかさとは裏腹に生産者さんたちはとんでもない努力をされています。
購入いただく際はそのあたりにも想いをはせていただければ幸いです。
以上、佐藤真珠からレポートでした。