てんぽ印の小木曽千夏です。学生の時、卒業後の進路として自分が勉強した有機農業を実際に仕事としたいと思っていました。担当教員に、当時てんぽ印のスタッフとして働いていた卒業生を紹介され、それが私とてんぽ印との出会いであり、愛媛で生きる人たちとの出会いの始まりでした。
こちらに来てから丸2年。楽しいだけではいられないのが、仕事だと思います。 常に自然と向き合うことになる農業。その大変さや難しさに目が向きがちなのですが、実はそれだけではなくて、汗をかいて風を受けた時の心地よさや、土の感触、収穫時の柑橘の香り等々、ずっと身近にあったけど、今まで気づけなかった小さな発見が、自分の中で積み重なっていく感覚が大好きで、今はそれらを楽しみに畑に出ています。
忙しい日々の中でも、自分が生産に携わったものを選んでくれる人がいること、守りたい、創りたい景色があること、周りの人への感謝を忘れずに。 今日も笑顔でいきたいと思います。