孫悟空が一飛1万里の金団雲に乗って宇宙の果て迄行ってきたと思っていたら、なんのことはない、お釈迦さまの周りを回っていただけであった。
現代のハイテク、バイテク等の技術は、孫悟空の金団雲みたいなものではないでしょうか。下界の人間どもにすればすごい技術かもしれないがお釈迦様のような人間の本質を知り尽くしている神様にとってみればたわけた技術なのである。
しかも、これらの技術は金儲けのために利用されるのであって地球の正義のために利用されるのではないので困ったものなのだ。お釈迦様は、悟空の頭に金環 をはめて悟空の悪事を戒めたが、人間の世界のバイテクハイテクの技術の場合、金環をはめてやれる神様がいません。文明という名の科学技術に正義の金環をか ぶせることのできるのは誰なのでしょうか。
21世紀は世界均一文明・物質的欲望vsエコロジー・自然との共生・心の幸せという構図が描けると思います。