毎年その量を少しずつ増やしている期待のルーキー「弓削瓢柑(ゆげひょうかん)」。
愛媛県の離島・弓削島で細々と作られていたこと、
かたちが瓢箪に似ていることからその名がつけられたそうです。
「瓢」の字が少々ややこしいこともあり、
無茶々園では「ひょう柑」という名前で販売しています。
名前だけでなく、その外観も個性的。柑橘には珍しい縦に長いたまご型です。
少々厚めの皮を剥けば、さわやかな香りが広がります。
果肉は小ぶりながらもプリッとした食感。なんともいえない上品な甘みが魅力です。
個人的には、内皮までとって食べていただくのがおススメ。
ひょう柑が持つ甘み、食感をよりしっかりと楽しむことができますヨ。
少々面倒ですが、ひと手間かける値打ちは十分にアリ!です。
縦長のかたちが印象的。内皮をがんばって剥いて食べよう!
さて、そんなひょう柑の今年の出来ですが、
若手農家のひとり、宇都宮司(うつのみやつかさ)さんによれば、
他の柑橘同様になかなか大変だったそう。
「2月の寒波で一時はどうなることかと思ったけれど、しっかり実を成らしてくれました。
ただ、選別してみたら思ったほどの収量がなかったのが残念。
ヘタまわりにでる果皮障害が多かったのと、
若い樹が多いので大きいサイズのものがたくさんできたせいかな・・・
でも、植えてから年数がたった樹は落ち着いてきているし、
何より味がとてもいい!これからもしっかり作っていきたいですね。」
ひょう柑の収穫を終えた畑の前でパチリ!オトコマエですなぁ・・・
まだまだ珍しい「ひょう柑」ですが、ぜひこの機会に食べていただき、
ご意見聞かせていただけますと幸いです。
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http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=101128799
≪次回予告≫
ひょう柑の魅力はそのまま食べるだけではありません。
果皮の持つ豊かな香りを活かしてピールやマーマレードにするのもサイコウです。
パート2としてその作り方も大公開しますのでご期待ください!