「今年のたまねぎは作柄もよく豊作です!」
そう話すのは無茶々園直営農場、ファーマーズユニオン天歩塾で就農3年目の岡沢隆主(おかざわたかゆき)。
明浜から車で2時間弱の松山市北条で、無茶々園がたまねぎを作りはじめ10年程になります。
ですが、まだまだ野菜作りは苦労の連続。
たまねぎは栽培期間が1年近くになることもあり、順調に育っていても、この先の気温はどうか、雨量はどうかなど、なかなか気が休まることはありません。
一昨年は葉を枯らすベト病に悩まされ、収量を落とすこともありました。
収穫したてのたまねぎ。
岡沢も言います。
「自分自身で作るまで、農薬を使わず有機栽培でたまねぎを作ることがこんなにも大変だとは思いませんでした。
去年の秋は長雨だったことや、冬の冷え込みが厳しかったことでなかなか思うように育ちませんでした。
ですが、春から気温が上がりそこからは順調!
目立った病害虫の被害もなく作柄も良好、豊作年になりました!」
岡沢隆主 26歳、期待の若手です。
この時期のたまねぎは中生(なかて)といって、生食よりも加熱してお召し上がりいただくのがおすすめです。
春先の新たまねぎに比べて辛みがありますが、この辛みの成分こそが「硫化アリル」。
血液凝固や血栓を防ぎ血液をサラサラにする効果があるといわれています。
たまねぎを切った後15~20分ほど放置することで細胞が崩れて成分が変化し効果が安定するのですが、水にさらすとその成分は流れ出てしまいます。そこでおすすめなのがオニオンスープです。
材料(2人分)
・無茶々園のたまねぎ 200g程度(約1個)
・コンソメ 5g
・塩こしょう 少々
作り方(2人前)
1.たまねぎ200g(約1個)を薄くスライス。20分ほど置いておく。
2.鍋に400ccの水、スライスしたたまねぎを入れ弱火で10分程煮込む。
3.コンソメ5gを入れ、塩こしょうで味を調えてできあがり。
シンプルでたまねぎ本来の味わいを楽しめます。
お好みでわかめやパセリ、ベーコンを加えたり、ご飯を入れてリゾットにといろいろなアレンジができます。
また、油を使わないので、冷蔵庫で冷やし冷製スープにしてもおいしく召し上がれます。
ぜひ試してみてください!
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