今年の梅もそろそろ終り。
おかげさまで過去最高の生産量となりました。
熟度も進んできていますが、今期は6/18(月)くらいまで販売を予定しています。
今年の梅しごとがまだの方は急いでご注文ください。
▼梅の購入はこちらから。
http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=90349314
はじめて梅しごとにチャレンジ!という方のために、簡単な作り方をまとめました。
重石もいらず、シソも使わないシンプルレシピ。ぜひチャレンジしてみてください。
材料
・梅1kg
・塩200g(梅の重量の20%)
・保存容器
今回は確実にできあがるように塩分20%にしています。
塩辛いものが苦手な方は10%くらいに減らしてもらっても大丈夫です。
ただし、漬けている間にカビがでないよう注意してください。
作り方
まず、梅の実を塩で漬けましょう。
1.事前に容器を熱湯で煮沸消毒して乾かしておいてください。
2.梅の実のヘタをとって水洗いしてください。
3.梅の水気を切ったら容器に塩をまぶしながら入れていきます。
4.1日2~3回、容器をゆすってください。
少しずつ梅の実からエキスがでてきます。
5.3週間くらい経つと、梅の実が十分に漬かるくらいの量になります。
このときできた梅エキスと塩がまざったものを「梅酢」といいます。
余談
このレシピは毎日瓶をゆすります。
自分に落とし込みたい格言があれば、瓶に書いておくといいでしょう。
私は今回「指月」と書きました。
梅雨が明けた土用のころ、
晴天が4日くらい続くタイミングを見計らって「土用干し」を行います。
6.平たいザルに梅干しをのせ、3日間天日で干します。
日に一度裏返してください。
梅酢は別の容器にいったん移しておいてください。
夜露は大丈夫ですが、雨には当てないよう注意してください。
7.表面がカラリと干しあがったら出来上がり。
梅を取り込み、煮沸消毒した保存容器にいれてください。
最後に梅の実が漬かるくらいまで梅酢をいれ、冷暗所で保存してください。
梅を漬ける際は、瓶を使わずにジップロックのような保存袋を活用しても大丈夫。
梅と塩をいれた保存袋の上に、重石となる水をいれた容器乗せて置けば梅酢がでてきます。
欠点は見栄えが今ひとつなことでしょうか・・・
4日ほど経った状態。けっこう梅酢がでてきています。
重石を乗せた状態。残念ながらフォトジェニックではありません・・・
何度もいいますが、梅しごとのポイントは思いきって取り組むこと。
失敗を懼れずチャレンジしてみてください!