今年も切り干し大根づくりの季節になりました。松山にある北条風早農場で育てた有機大根を明浜まで運び、天日と潮風で干し上げます。手間暇かけて作る切り干し大根は、素朴ながらも力強い甘みが魅力です。切り干し大根づくりの時期はちょうどちりめんの休漁期。普段ちりめんを干す網の上で切り干し大根をつくります。すぐそばは宇和海。太陽と共に、ここから吹く潮風が大根の甘味をさらに増してくれます。
しっかり天日が当たるよう手作業で大根を広げていきます。
今季は天候に恵まれ、大根はまるまると太ってくれました。年が明けてからも好天続きで、天日干しの作業も捗ります。日照不足による大不作、雨が続いて仕事の進まなかった昨年が嘘のよう。「今年は大根を干すとき、去年よりも少しべたつくような感じがします。これは糖分が多いから。干す前の切ったばかりのものをそのまま食べましたが、すごく甘みがありますよ!今年の切り干し大根はいつも以上においしいです!」と大根を作ったてんぽ印スタッフは言います。
天候や風の強さにもよりますが、2~3日で干し上がります。干し上がった大根の重量は元の20分の1ほどになり、旨味や甘味が凝縮されています。たっぷりの天日と宇和海からの潮風でつくった切り干し大根。ぜひぜひお召し上がりください。
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