無茶々園グループの福祉部門である「百笑一輝」のこのごろについて、施設長を務める清家真知子にまとめてもらいました。農業とは違う分野ですが福祉もまた地域を支える大切な仕事のひとつです。ぜひご一読ください。
介護事業所の「めぐみの里」が2014年2月に開所して5年が過ぎ、2015年11月に開所した「海里」(みさと)は4年目となり、利用者の方々の評価も高く事業は順調に推移しています。また、地域の行事への参加・保育園や小学校からの訪問などで、地域の方々との交流も深まりました。昨年、高卒の新人を初めて採用し新人育成の研修を実施。今では、夜勤もこなして一人前の介護職員として成長しました。また、2名の介護未経験職員が就職しここで初任者研修を実施し資格を取得!私たちが目指す「地域に雇用を生み出す拠点としての事業所づくり」の一端となったのではないかと思います。
2014年から始めた「いきいきサロン」は、めぐみの里のある俵津地区に加え狩江地区からも参加者が増えています。今では地域の方々が気軽に集まり話すことができる居場所となり、リハビリ・買い物・ランチ・入浴を楽しんで頂いています。そして、地域の要望を聞き身近な困りごとの相談所の役割も少しずつ担い始めています。
2018年からは大きく4つの取り組みが始まりました。一つ目に、西予市の委託ではじめた学童クラブの「おれんじクラブ」。ここでは児童と高齢者や色々な方々との交流の機会づくりを実施しています。二つ目は、訪問介護事業所と介護タクシー事業。通院や買い物などの地域の困り事を改善するための取り組みです。今では、地域の方の足代わりとして多くの方に利用して頂いています。三つ目は、介護保険外サービスの提供。訪問介護事業所で支援できない部分についてはここでサポートをしています。四つ目に、リハビリ中心のデイサービス「こはるの里」。いきいきとした生活を住み慣れた地域で続けられるようにという思いでできた場所です。
百笑一輝では、子育て真っ最中のスタッフが多いので、スタッフと話し合いながら子供を連れて出勤できるように働きやすい環境づくりに取り組んでいます。今後は、クラウド型介護記録システムの導入で業務効率化を目指す予定です。
百笑一輝 施設長 清家真知子
百笑一輝のこれから
これからも地域に根付いた取り組みを行っていきますので、どうぞよろしくお願いします。