ベトナム

ベトナムで生きる、働く(第2回)

2020.10.08

こんにちは、ベトナムのFarmers Union Venture(ファーマーズユニオン・ベンチャー)の髙埜太之です。先月から「ベトナムの仕事と暮らし」をテーマに、私がここで行っている活動や暮らしている上で見たり感じたりしたエピソードをお伝えしております。

さて、今回は私たちのベトナムでの農場の1日の流れを紹介します。皆さんにこちらの雰囲気を感じて頂ければ幸いです。

(1回目はこちらから)


朝礼

朝6:30前後に職員や研修生など全員が集まります。それぞれの1日の行動と責任を確認する最も大切な時間です。

 

 

収穫・選別

太陽が昇る前に野菜やハーブなどを収穫します。その後、作物を選別して出荷準備します。ハーブ類の多くは天日干しする為、ざるに揚げて乾燥場に運びます。

 

 

給餌・鶏舎開放

鶏たちは毎朝の給餌を心待ちにしており、朝は鶏舎の入口に鶏たちが押し寄せます。外気温が上がってくると、雨の日以外は鶏舎を開け、屋外で遊ばせます。

 

 

出荷・配送

午前中は市内のお客さんに卵や商品をバイクで届けます。その帰りに必要資材なども買出します。1台のバイクで女性が運べる荷物の重さは、なんと最大75㎏です。

 

農作

基本的に作物への灌水や追肥、畑の整地や除草などを行います。高温多湿の雨季になると、農作業の殆どの時間が除草になります。

 

 

 

昼休み

毎朝市場で買う野菜・肉・魚等は、下処理無しで売られている為、昼休みの殆どは調理時間となり、食べるのは一瞬。食後は昼寝をする習慣があります。

 

 

採卵

昼休みが終わると先ずさ最初に鶏卵を集め、それらをクリーニングをしてパック詰めして保管します。

 

 

たい肥作り

鶏舎清掃時に出る鶏糞の量は想像以上の量です。これらを積んで、畑に入れる堆肥作りを行います。

 

 

餌作り

午後の農作業が終わると、翌日の餌の準備を行います。餌は一晩発酵させてから与えるので、鶏舎のにおいを抑える事が出来ます。

 

 

作業報告・終礼

1日の最後は職員全員がWi-Fiスポットに集まり、作業完了報告の写真をSNSで共有します。その後終礼を行い、おやつを食べて解散です。

 


私たちの農場は毎日この様な感じで慌ただしく過ぎていきます。

みなさんも機会があれば、ぜひベトナムの農場に遊びに来てくださいね!

 

(つづく)

ベトナムで生きる、働く(第3回)

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