2019年11月に発売をはじめ、もうすぐ1年が経とうとする「橙オレンジマーマレード」。本場ヨーロッパにおけるマーマレードの定番原料であるビターオレンジの近縁種である「橙(ダイダイ)」を、無茶々園らしく粗糖のみで炊き上げて作りました。橙ならではの果皮の香りと苦み、果汁の酸味が楽しめる食べ応え十分のマーマレードです。
といってもその風味をイメージすることはなかなか難しいと思いますので、橙農家と事務局スタッフに食べてもらい、その感想を聞いてみました。ご一読いただき、イメージを膨らましてもらえると幸いです。
生産者の高岡勇治(左)と事務局の細島毅(右)
(事務局)
「橙オレンジマーマレード」です。
あらためて食べてみて感想を聞かせてください。
(勇治)
ふつうに売られている
マーマレードよりインパクトがあるね。
口にいれたら柑橘の風味がぼん!とくる。
ちょっと苦みはあるけどうまい。
(事務局)
勇治さんはおうちでも
けっこうマーマレードを食べるんですか?
(勇治)
あまり食べないけど、
ジャムのなかではマーマレードが一番好きかな。
しっかり食べ応えがあるしね。
(事務局)
細島さんはあらためて食べてみてどうですか?
(細島)
香りがすごくいいね。
甘さも控えめで食べやすい。
甘夏や伊予柑、ひょう柑とも違う、
香酸柑橘ならではの
マーマレードといった感じ。
だけど、今回はパンがマーマレードの
良さを受け止めきれてないかな。
もっとハード系で、
少し酸味があるやつがよかったな。
(事務局)
むむむ・・・
手抜きしたのがダメでしたね。
ちゃんとしたパンを準備しておくべきでした。
(細島)
カンパーニュとかドイツパンとかがおすすめです。
こんな感じでハード系のパンとあわせるのがおススメ。
(事務局)
あと細島さんはヨーグルトにつけるのが
とても美味しいと言われてましたね。
(細島)
橙オレンジマーマレードと
プレーンヨーグルトの相性は絶品です!
(事務局)
というわけでマーマレードをかけた
ヨーグルトを準備しました。
おふたりで食べてみてください。
(勇治)
確かにうまい!
橙のツンとした香りがより引き立つね。
あと、なぜだろう?紅茶っぽい香りも感じる。
そして何より食べやすい。
(細島)
橙の皮の苦みが
ヨーグルトの酸味で緩和されるからね。
そしてパンにつけたときよりも、
皮自体のうまさが引き出される。
(勇治/事務局)
確かに!
(事務局)
これは確かにおススメの食べ方ですね。
みんなもぜひ試してみましょう。
ところで勇治さんはなぜ橙の栽培に
取り組みはじめたのですか?
(勇治)
条件が悪い畑があってね・・・
そういう場所ではみかんの糖度を
あげるのがとても難しい。
だから甘さに左右されない
“かぶす※” がいいかなと。
※明浜では橙のことをかぶすと呼びます。
あと、病害虫にも強いからね。
ススにさえ気をつければいい。
マーマレードも美味しいし、
力いれて作っていきますよ!
(事務局)
これは頼もしい一言。
たくさん作ってたくさん食べてもらって、
地域の新しい特産に育てていきましょう!
勇治さん、細島さん、
ご協力ありがとうございました。
さて、橙オレンジマーマレードの感想はいかがでしたでしょうか。風味だけでなく食べ方・あわせ方にも言及しているので、少しは具体的なイメージが結べたかと思います。特にヨーグルトとの相性は絶品ですよ。気になった方はぜひ試してみてください。
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