産物紹介

本格的なみかんの季節がやってきました

2020.11.07

おなじみ温州みかん。ほど良い甘さと酸味、手軽さと食べやすさから、日本で一番親しまれている柑橘です。一番美味しくなるのは11月から12月にかけて。いよいよ本格的なみかんの季節がやってきます。

11月にはいり、段々畑を彩る緑にオレンジ色が混じりはじめました。秋になって気温が一気に冷え込んだせいか、例年より着色が早いように感じます。さて、そんな今年の温州みかん。実際に作っている生産者の手応えはどうでしょうか。柑橘農家の亀井亮太さんに聞いてみました。

 

 

無茶々園明浜事務所のすぐ近くにある「段の上」と呼ばれる園地。穏やかな宇和海を見渡せる明浜らしい段々畑です。

「今年はソウカ病やカメムシといった病害虫も少ないし、大きな台風もこなかった。着色もいいし、順調すぎて怖いくらい。ちょっと玉数が少なめだけど、ほどよい大きさになっているので収量もそれなりにあるんじゃないかな。」

樹々になっている果実に目をやれば、確かに玉伸びは十分。大きすぎず小さすぎず、ほどよい玉太りです。味について聞いてみると「まずまずかな」とそっけない一言。すっかりオレンジ色になった果実をひと玉もらって食べてみれば、甘味・酸味のバランスがよく、無茶々園のみかんらしいコクのある風味を感じます。謙遜していますが、なんのなんの、十分に満足できる味わいです。

これからのみかん作りの展望はというと、「収量も大事だけど、自分が納得できる味のいいみかんを作りたい。」とのこと。こだわりと経営をすりあわせながら、日々の仕事に励み、自らが思い描く将来像に近づいてもらいたいものです。

 

長い梅雨と夏の過酷な干ばつに苦しめられたものの、秋以降の天候には恵まれた今年のみかん。農家たちも久しぶりに憂いなく収穫に励んでいます。ぜひ召し上がってください。

 

 


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温州みかん

3kg   1,600円(税込)

7kg   3,300円(税込)

10kg 4,500円(税込)

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~外観についてご理解ください~

健康な作物を育て地域の環境を守る農業を目指している無茶々園にとって「できるだけ農薬に頼らないこと」は基本方針です。その年の状況によって無農薬で栽培できることも、どうしても農薬を使用せざるを得ないこともありますが、農家それぞれが最低限の使用に止められるよう取り組んでいます。

今年の温州みかんは、毎年問題になるカメムシの発生が少なかったこともあり、化学農薬の使用回数は0~最大3回までと愛媛県の一般的な栽培基準(18回)の20% 以下にとどまっています。主に外皮の見た目に影響する病害虫への防除は控えております。けっして見てくれは良くありませんが、どうぞご理解くださいませ。

 

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