無茶々園の生産者が栽培したレモンと赤唐辛子を主原料に作った「レモンこしょう」。ほんのりとレモンが香る“しっかり辛い”辛味調味料です。作り方はきわめてシンプル。レモン果皮と赤唐辛子をミンチにし、塩とレモン果汁を加え練り上げるだけ。余計なものはいっさい加えず、素材の風味をしっかり活かしています。
とはいえ、世の中を見渡しても、意外と似たような商品はありません。どのように使えばいいの?と思われる方も多いことでしょう。そのような声に応えて、簡単ではありますがいくつか代表的な使い方をまとめてみました。
赤唐辛子のしっかりした辛味に、レモンの風味を感じます。
鶏肉にあわせる
無茶々園の辛党たちに感想を聞いてみたところ、一番よくでた意見は「お肉とあわせるのがよい」。特に鶏肉、なかでも焼き鳥との相性は抜群です。辛味が鶏肉の旨味を引き立て、ほんのり香るレモンの風味が食を進めてくれます。
また、焼いた鶏肉にからめてソテーにするのもおすすめ。ご飯のおともはもちろん、お酒のアテにも最高です。
焼き鳥に添えて。
鶏肉のソテーに。
焼肉や餃子にそえて
鶏肉だけではありません。牛や豚にもよくあいます。焼肉や餃子にそえて、その辛さ・風味を楽しみましょう。
個人的なおすすめは、餃子とあわせる。レモンの風味・赤唐辛子の辛さがラー油とお酢の代わりになって、タレがいらないくらいです。もちろん、レモンこしょうをたっぷり溶いたタレにつけて楽しむのもよいでしょう。
餃子にあわせる。タレにといても、そのままのせて食べても。
焼いた牛肉、ナムルといっしょにレモンこしょうをご飯にのせて、簡単ビビンバ。
最後に卵をかけましょう。
豚肉ともよくあう。サンチュでまいて、サムギョプサル風に。
お鍋の味つけに
お肉のはいった鍋とも好相性。無茶々園随一の辛党は、汁が真っ赤に染まるまで大量にいれて、はふはふと食べていました(ふつうの方は無理しないでください)。寒い冬、体の芯からあったまること間違いなしです。
また、にゅうめんに散りばめて加えるのもおすすめ。スープに少しずつ溶きながら、ピリ辛風味を楽しんでください。
お鍋に溶いて、辛さをがっつり味わう。
にゅうめんのスープにいれて、少しずつ溶きながらピリ辛風味を楽しむ。
お肉以外にも
お肉だけではありません。牡蠣やエビ、あさりといった海産物ともよくあいます。ぷりっとボイルしたエビに添えるだけでもどんどん箸が進んでいきますよ。
エビとあさりとブロッコリーの蒸し茹で。
ボイルしたエビのシンプルな風味と好相性。お箸がとまらないっ!
さて、レモンこしょうの使い方、いかがでしたでしょうか。これらはあくまで一例にすぎません。まだまだ開拓の余地があるレモンこしょう。辛党の方もそうでない方もぜひ一度試いただき、おすすめの使い方を教えてください。
料理作成/写真撮影 内藤雅子