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お祭りを目前に控えた10月20日、網元祇園丸の作業場から青空に向かって、とれたてのちりめんを茹でる白い煙が上がっていました。この日、茹で上がったちりめんを“まいらせ”(ちりめんをのせて運ぶ道具)に広げていくのは祇園丸3代目、佐藤哲三郎さんの役目。
ちりめんは海水温の高い春から秋にかけて獲れますが、最近は春の漁がさっぱりで秋の水揚げが多いようです。祇園丸の干し場に広がる、茹でたてのちりめんたち。まるでそこだけ白い絨毯が敷き詰められたようでした。