無茶々園の生産者宇都宮幸博は、毎年地元の小学校である明浜小学校でみかんの授業を実施しており、今年で7年目になります。これまではみかんの花の様子(5月)、みかんにまつわる病害虫のお話(7月)、収穫体験(11月)といった内容で計3回実施していましたが、現在はコロナ渦中ということで11月の収穫体験のみにとどめています。
授業は、みかんのつくり方、病害虫、明浜でみかんの栽培が始まったころの昔話といった内容。退屈しないようにクイズも交えながら進めていきます。それが終われば、待ちに待った収穫体験のはじまりです!まずはひとつだけ収穫し、それを食べてみて感想をまわりの友だちと伝えあいます。なかには「家にあるみかんよりも美味しい!」と大喜びする子も。事前に勉強した“二度切り”を試したりしながら、ワイワイと収穫を進めていきました。
今回は四国エコネットの生産者として、無茶々園の取り組みに関わってくれている天晴農園のみなさんも参加。樹上の果実を獲りたい子を持ち上げたり、一緒に授業を楽しみました。来年も同じようにみかん授業を実施していきたいと話す宇都宮幸博。明浜で育つ子どもたちに、その魅力をしっかり味わってもらえたのではないでしょうか。