〜〜ちりめん〜〜
無茶々園のこだわり
無茶々の里、明浜の海でとれたちりめん
 原料となるちりめんは、すべて地元・明浜町の法華津湾にて漁獲したちりめんです。目の前の海でひいたちりめんを素早く岸へ持ち帰り、ゆであげ、天日干ししているので鮮度抜群です。

海水でゆでて、ほどよい塩加減
 ちりめんは海水+真水のみでボイルしています。いろいろ試した末、結局海水でゆでるのが一番おいしいと気づき、以来海水にこだわっています。海水にはミネラルも含まれています。辛すぎず、ほどよい塩加減に仕上げています。海水は定期的に検査に出して安全性を確認。

昔ながらの天日干し
 加工場のすぐ横で、昔ながらの天日干しで乾かしています。夏場と冬場では干す時間も変え、潮風と太陽でかみごたえのあるちょうどよいやわらかさに仕上げています。

添加物の使用は一切なし
 一般的にちりめんは漂白剤を多用しますが、祇園丸のちりめんは漂白剤はもちろん保存料等の添加物を一切使用していません。


(写真はちりめん80gです。)
網元祇園丸より
 農家が山から化学物質を流さないようにすることや、私達が海で化学物質を使わないことや、家庭からも流さないようにすることが、この故郷の海を守ることにつながります。
 この秋にはワカメ栽培の取り組みを始めました。これはワカメで収入を得るということだけではなく、海中に藻類の「森」を作り、プランクトンや魚介類が多く集まる多様性ある海を育てようという試みです。今年は漁に恵まれましたが、特に先祖が残してくれた魚つき保安林の島の周りが漁が豊かでした。「海つくりは山つくり」といわれています。海も山もともに豊かな里を育てて生きたいと思っています。
網元祇園丸 佐藤吉彦
ちりめんのできるまで
 ちりめんは漁獲後、超特急で岸に持ち帰り、すぐにボイルし、天日干しにします。漁獲から加工までを一貫して網元で行っているので、船の「トウチャン」と浜の「カアチャン」の速やかな連携プレーで鮮度の良いおいしいちりめんができるのです。
「パッチ網」とよばれる漁法でちりめんをひきます。 浜ではカアチャンたちがすばやくボイル・天日干し。

宇和海の海産物無茶々園の商品